協会コラム ~だから、Medicell~
Vol.1 日本人の心と体を害する蓄積疲労!
「健康寿命」って言いますが、実に多くの人たちが、心と体の不調をかかえて、生活をしているのが現実。
日本では、病気や障害が増え続け。
その人たちが取る行動パターンは“Go to the hospital.”。🏥
これじゃ医療費が減らないのも当たり前。
どうして?
主な原因はこれだと、いくつかの理由が指摘されています。
そのどれもが、重要ですね。
その中で、意外に注目度が低いのが疲労!!
「疲れ」というのは、あまりにも身近過ぎるからなのでしょうか。
「疲れた。」って言葉は、ほぼ毎日の様に口にしてるのでは。
疲労こそ、身近で捉え難い問題と言えます。
疲労するのは、誰にとっても、必然で仕方ないこと。
ポイントは、その疲労を取り除けているかですね。
私たちは日々、色々な疲労を自覚しています。
全身的な疲れ。体全体のダルさ、重さ。
例えば、肩や背中、足腰などの筋肉の疲れ。
目の疲れも。
暴飲暴食した後の、胃腸の疲れも。
もちろん精神的な疲れもありますね。
そうそう、頭が疲れたと感じることも。
実に色々な疲れを感じます。
本当は、睡眠によって、その日の疲労が翌朝には、きれいさっぱり無くなって、スッキリと朝を迎えたいところ。
でも、そんな朝を迎えるのって、一年に何回?
疲労している体の組織では、硬くなっていたり、循環が悪くなったり、栄養や酸素がいきわたっていなかったり、炎症が起きたり、老廃物が残っていたり、古い細胞が残っていたり、新しい細胞ができなかったり、神経の伝達が悪くなっていたり。
これらは、長期間にわたって続くと、健康上の問題につながる可能性があります。
最近言われることが多くなっているのが脳疲労。
私たちは慢性的な脳疲労状態であると。
心身全体の中枢である脳が疲労しているということは、体と心の色々な状態が良くなくなるリスクだと言えますね。
慢性的な脳疲労、気づきにくいですね。
同じ様なことが、内臓についても言えます。
自分の疲労状態、感じにくい、気づきにくいものが、実はたくさん。
疲れを取るために、みなさん色々なことにトライされてますが、疲労ってけっこうやっかい。体と心の色々な疲労があるし、表面的で感じやすい疲労から、深く感じにくい疲労まで。 こうした疲労をズバリまとめて解消できる方法が、求められているにちがいないですね!!
筆者:竹内 研(一般社団法人日本メディセル療法協会理事・学術委員長)