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協会コラムVol.9 アスリートのメディセル施術、疲労回復(recovery),怪我予防,パフォーマンス向上の、末梢での運動生理学的根拠とは

協会コラム ~だから、Medicell~
Vol.8 
アスリートのメディセル施術、疲労回復(recovery),怪我予防,パフォーマンス向上の、末梢での運動生理学的根拠とは

 

筋肉は負荷がかかった状態で強く活動(伸び縮み=収縮)すると、硬くなって、伸び縮みし辛くなります。この状態を、硬縮(stiffness)と言い、また(伸び縮みする)抵抗性が高くなったと言います。

これは筋肉に繋がる靭帯や腱も同じです。

この状態では、筋肉の伸び縮みが悪くなって、スピードや筋力も下がるし、関節の動く範囲(可動域)も小さくなります。

筋肉などの硬縮は、中の血管も圧迫し、血液やリンパ液の流れが阻害され、疲労物質や痛みを起こす物質が蓄積したままになります。

硬く縮んだ状態の筋肉や腱を無理に動かそうとすると、損傷や痙攣を引き起こす可能性があります。

その状態で、メディセルを用いて施術を行うと、皮膚の下に在る筋肉や靭帯,腱を包む膜を軟らかくし、筋肉などへの癒着を解消できます。

その結果、上記の状態が解消され、疲労回復,怪我予防に貢献できます。

筋力やスピードも高まり、関節の可動域も広がります。

そして、これらの変化は、施術開始後数十秒から数分で起き、また、専門的な施術のスキルも必要としません。

筆者:竹内 研(一般社団法人日本メディセル療法協会理事・学術委員長)

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